01/03/28
埼玉高速鉄道が開通して浦和美園まで相互乗入が開始された。これで東急目黒線、営団地下鉄南北線、都営地下鉄三田線、埼玉高速鉄道4社ともワンマン運転で、駅はホームドアになった。安全と人件費削減のためにはしかたがないが、車輛は以前より見えなくなって、見たり撮影するには条件が悪くなった。ドアも車輛とホームの2つを開閉するので時間がややかかる。ホームドアになった当初の三田線はダイヤが乱れたらしい。
その中でも最もつまらないのは営団南北線のホームドア。他社は上までホームドアがないから車輛の上は見ることができる。南北線は金魚鉢の中というか、檻の中という感じで車輛のデザインなどよく見えない。帯で判断するとかない。ホームの電飾広告だって、あれでは見えなくて宣伝効果もないのではと心配になる。いっそのことホームドアの面を広告にしたらっと提案したくなる。中でいずれにしても南北線内では車輛の写真は撮れないと思った方がいい。
東急と南北線、埼玉高速鉄道のホームドアは各駅ごとに色が違っていてわかりやすいし楽しい。ところが三田線のホームドアは全部の駅が同じ色のようだ(全駅降りて確かめたわけではないが)。乗る側としては電車がよく見えないこともあるから、色は各駅で違ったり特長があった方がいい。事実、色が違っていても、もう何回か乗り越している。
浦和美園までは息子と行ってみた。まず運賃が高い路線であることに驚いた。初乗りで210円、駅ごとに運賃は高くなり浦和美園まで駅数は少ないのに470円。第三センター鉄道とは言え高い。ホームの椅子などの設備とデザインはなかなかではあるが。ワールドサッカー会場までの足も考慮されて作られた路線らしいが浦和美園からサッカー会場まで少し歩く。もっと近くに作れなかったのかなっ……。車輛は4社の中で埼玉高速鉄道が最も私は好きだが、帯の色が南北線と似すぎているのが……。開通前に車輛は先に運転されていた。私はてっきり南北線の車輛と思って乗ってシートの色がピンクなのに気付き、よく見たら埼玉高速鉄道の車輛だった。南北線内では帯でしか判断できないのだから。
写真を撮るには面白くないが、動画だと少しは面白い。各ホームドアの動画を載せてみた。アイコンをクリックするとクイックタイムムーピーがスタート。