昭和42年7月の渋谷都電・玉電

渋谷の古い写真が出てきました。ハーフサイズの固定焦点カメラ「オリンパス・ペン」で撮影したので、多少ブレていて画質もよくありませんが、懐かしい路面電車が写っていました。
渋谷であることは確かなのですが撮影場所は上の1枚を除いてわかりません。上の写真は都電の後ろは東急文化会館と地下鉄銀座線の高架だとわかります。銀行も現在もあると思います。あさひ銀行になっているはずです。左の坂は宮益坂。右が渋谷駅で、当時、都電がたくさん停車していました。現在は都バスが停車しています。
反対側の道玄坂には、東急の通称玉電が発着していました。珍しいタルゴ式連接車のデハ200型が写っています。超低床、超軽量の連接部は1軸台車で話題を呼んだ路面電車です。デハ204型が田園都市線・高津駅にある「電車とバスの博物館」に実写は保存・展示。玉電が発着していたホームは現在は東急の遠距離バスの発着場になっていて、バス用のターンテーブルがあります。
左上は地下鉄銀座線。右の坂を登っていくと、道玄坂に出て、二子玉川園方面に。


右はデハ150型→


1987年10月

下は現在も元気な世田谷線のデハ80型。下高井戸駅はホームの改築で工事中だった。多分、世田谷のポロ市に行ったときに撮影したのだと思う。