ながてんを走った蒸気機関車

1形(C)

河東鉄道が開業に備えて1形蒸機機関車を3両、順次発注したもの。川崎造船(現川崎車両)兵庫工場で製造され、路線敷設工事に使用後、輸送に使われた。4号機は11形と同時に開業後の発注・増備。当初から電化を考えていたので、電装をすれば電車として走ることができる「電車形木造客車」を引いた。大正15年の電化後、1・2・4号機は河東鉄道と関係の深い佐久鉄道に譲渡。3号機のみ予備機として残っていたが加悦鉄道に譲渡され、現在でも加悦SL広場に保存展示されている。大型の11型を製造のためキャンセルされた5号機は湊鉄道(現ひたちなか海浜鉄道)で使用されている。

◆先輪・従輪のないC形(動輪が3つ)タンク機関車
◆最大寸法(長×幅×高):7,798×2.337×3,493mm
◆運転整備重量:26.5t
◆牽引重量:160t

1号

2号

3号

4号
大正10年12月製造

大正11年2月製造

大正11年4月製造

大正12年11月製造

佐久鉄道14号

佐久鉄道15号

加悦鉄道4号

佐久鉄道13号
昭和4年4月譲渡

昭和4年4月譲渡

昭和9年6月譲渡

大正15年4月譲渡

国鉄1268

国鉄1269

加悦SL広場に

国鉄1267
昭和9年国有化

昭和9年国有化

保存展示

昭和9年国有化

日本鋼管川崎

長門鉄道

日立笠戸

廃車

廃車

廃車


河東鉄道3号機関車◆昭和45年、加悦鉄道で撮影
加悦鉄道では4号機関車。
空気制動機関係を外せば、開業当時の姿になる。

11形(1C1)

河東鉄道が開業後の輸送力増強のために、牽引重量の大きな11形機関車を発注、これも川崎造船兵庫工場で製造された。

◆先輪・従輪の付いた1C1形タンク機関車
◆最大寸法(長×幅×高) :不明
◆運転整備重量:39.13t
◆牽引重量:200t

11号

12号

大正12年11月製造

大正12年11月製造

小湊鉄道11号

小沢商事

昭和2年3月

昭和2年2月

日曹炭坑(北海道)

南武鉄道12号

廃車

国鉄3015

国有化のため

常総筑波鉄道9号

廃車