表紙だけカラーの当時の鉄道雑誌に「窓が大きい京浜急行の塗装はローズレッド」と書かれていた。しかしどんな色かさっぱりわからない。先輩が京浜急行の1000系を模型化したので見に行った。ローズレッドというよりピンクと言ったほうがわかりやすい色で、ずっと京浜急行はこんな色と思い込んでいた。

現物を見たらなんだ赤じゃないかという感じ。ピンクではなかった。窓が大きいというのは実感できた。乗って座ってみると確かに大きい。当時は前面窓も大きな2枚窓が特徴で京急型となっていた。地下鉄乗り入れとともに1000系が増備され、前面に貫通扉が付いて、この型が中心になっていく。大きな窓もだんだん小さくなっていくような気がする。

京浜急行・品川駅に行ってみた。京成と都営地下鉄の車両が羽田空港直通になって１周年の時期。以前は京浜急行のローズレッドの車両が中心で、ときどき都営地下鉄の直通電車が走るくらいだったが、いろいろな塗装の車両が行き来していた。