このイラストは 自分で描いてみました

近鉄桑名駅では、近鉄養老線がワンマンになっていた。ここからから、もうひとつの近鉄ナローである内部・八王子線が出ている四日市に近鉄で向かう。以前訪れたときは四日市駅の高架が完成したばかりで、少し離れた仮ホームから内部・八王子線は発着していたが、今回は高架真下のホーム。以前はホームのまわりに高い建物はほとんどなかったが、現在では完全なビル街になっていた。
   
桑名駅・養老線
四日市駅・内部・八王子線のりば
内部・八王子線の車両は北勢線とは少し異なる。外観は長野電鉄のOSカーの貫通扉をなくした感じ。運転席も路面電車のように中央、最も異なるのは座席の配置。北勢線はロングシートだが、内部・八王子線は最近のワンマンバスのように一人掛けのクロスシート。後から新しい車両になった内部・八王子線の方が座席の配置は良い。ナローなので北勢線は足を投げ出すと中央を歩くことや、立つことができない。
   
ガード真下にホームがある
バスのような座席配置
短い路線だが乗客は北勢線より大勢乗っている。バスのように気軽に利用している感じ。途中2つに分かれる駅の名を忘れていたが日永駅だった。ホームの配置は前と同じだが、駅舎は新しくなっていた。ここから八王子線の西日野駅に向かう。以前行ったときは駅の先に、比較的大きな車庫があったが今回は1本のレールの単なる終端駅。
   
日永駅
西日野駅
それから日永駅に戻り内部駅に行く。ここには小さな車庫がある。現在はここだけと教えてくれた。2両編成のちょっと他と違う車両が留置線に止まっていた。115+265で前面は他の車両と同じだが側面は古い車両そのまま。
   

115は他車と異なる

内部駅の車庫
まだ帰りのムーンライトながらに乗るまでには時間がある。豊橋に名鉄で向かう。名鉄は普通列車でもクロスシート。そういえば名古屋の電車は名鉄に限らずJRも近鉄もクロスシートが多いと思いながら、疲れて眠ってしまった。


名鉄・豊橋駅
豊橋も久しぶり。以前撮影した路面電車と、今回は東急の7200系が本線に入ったというのでそれも見るつもり。息子が見たいと気にしていたのだ。まず本線に向かう。もう回りは暗くなっていた。黄色の帯の編成がホームに止まっていた。それから路面電車へ。前は駅から少し離れたところから出ていたけど駅近くまで来ていた。少しだけ乗ってみる。駅まで帰り再び本線へ。



豊橋鉄道・市内線クイックタイム・ムービーです。


ここで持っていったニッケル水素乾電池をすべて使いきる。コンビニでアルカリ乾電池を急遽購入。液晶ファインダーを使わない設定で使う。しかし思ったよりもったのには驚いた。家に帰ったあとしばらくはそのまま使えたのだ。スマートメディアも満杯になり予備を使うようになる。
今度は赤いこ帯の編成が入っていた。もう1本青の帯の編成があるはずだが今回はこれまで。豊橋鉄道は全員インカムを着けているのが面白い。歳をととっている人も改札窓口の人も路面電車の運転手さんも全員が着けていた。これならだれにでもすぐ連絡がとれるということかなっ。詳しくはくりっぷ&すくらっぷへ。
豊橋だからきしめんを食べたら9時。ムーンライトながらの発車時刻は12時過ぎ。マクドナルドで時間をつぶす。いつもの「マクドナルドへようこそ」の言葉のアクセントが名古屋風。あまり長くいるのも気が引けて駅の待合室で待つことにする。ところが新幹線は待合室があるけど在来線はないです、との返事。まっ、ホームの椅子で本でも読んでればいいさっとホームら出た。次々来る電車のたびにザワザワして落ち着かない。それでは名古屋まで戻ってしまえ、と名古屋駅に向かう。さすがにホームの板張りの椅子に比べると普通列車とはいえクロスシートの布張りの椅子は座心地がすこぶる良い。
帰りのムーンライトながらも名古屋で満席。横の座席がずっと空いていたので横になって眠れたのはラッキー。車内で寝ることができたと思っていたが、家の布団に久しぶりに入ると爆睡。2夜連続座席車中泊はかなりこたえたようだ。昔はこれで会社に出勤、なんとも感じなかったのに。若いときと同じ方法での移動で面白くはあったが、身体は確実に歳を取っているのだなぁと実感……。