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ほとんど自社発注だった「ながでん」の旧形車両の中で、初期の東武スタイルそのままで走り続けたのがモハ400系。他の古い車両も自動扉化工事を施し、ずっと市街地立体化まで元気に働いた中で、唯一手動扉だったのがモハ400系3両。また、ほとんど河東線専用のカタチで走り続け、特急が走り、新車が投入される長野線・山の内線、木島線からは手動扉のためか、河東線ならぬ下等線と野次られていた。ずっと手動扉だったのは、台枠が独特の車両のため自動扉化工事をやりにくい構造だっと聞いたことがある。 ●制御方式:EEC式電動カム軸式→HL制御車 荷物室を持っている車両が30番台になったときにモハ421はモハ411に。1000系の荷物室を客室に改造した車両を10番台としたため、これに合わせたのだと思われる。なお、モハ411・401は踏切事故で前面を破損し、貫通口がつぶされたので、正面窓は中央が高い凸形になっている。 |
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尾灯が点灯。 湯田中方、貫通口はつぶされている。 |
結構複雑な構造 |
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400系は台枠がくせ者。この辺はペーパー製では無理だろう。リベットもあるし、上の写真でわかるように窓回や雨樋も結構複雑。そのうえ微妙なカーブがついていて、見るからに重そうな面構えをしている。まあ、これが初期の東武鉄道スタイルなんだけど。 |